誤って買ったドライイーストの使い道電車で変なものをはこぶ

2018年05月05日

パン床をつくる

「パン床」の存在というのはたしか、あつみさんと、その当時アストラハンに住んでいたサトコさんに教えていただいた。「糠床」のかわりに「パンどこ」をつくり、「ぬか漬け」ならぬ「パン漬け」をつくる。

当時ロシアに住んでいて、漬物は塩漬けぐらいしか手に入らず、野菜を生で食べられる漬物に飢えていた。

今は日本にいるのでもちろん「ぬか漬け」の材料も手に入るし、ぬか漬け用の壺も琺瑯容器も簡単に手に入るし、ぬか床を育てようと思えば作れるのだけれど、そして鰹節とか昆布とか、釘の代わりに入れる「茄子の色をよくする鉄で出てきたナスビみたいなの」とか、「ぬか床から水を吸い取る穴のあいた陶器」とかももちろんすぐ手に入るのだけれども、「ぬか漬け」をめぐる言説にはぬか漬けを愛するその道のプロの方たちが積み重ねてきたノウハウが色々ありすぎて、なんだか色々調べていると重い腰が上がらなくなってしまった。

コメを食べる民族のサガというのだろうか、ぬか床(つまり米からできている)を腐らせたら申し訳ないというような妙な信仰というか恐怖心がある。要は敷居が高くてめんどい(もちろんパンや小麦が腐ってもいいというわけではない)。



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ちょうど幹事長に缶ビールをただいたので(ちょっといいやつ)

パンを買ってきて、ビールをチビチビ飲みつつつくることにした。

あまり飲みすぎるとパン床につかうぶんのビールがなくなってしまう。

食パン 6−8枚  

タッパー

ビール 1缶 昨日の残りでもいい 200〜350mlぐらい

塩 大匙3

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パンをちぎってビール・塩と混ぜる

→屑野菜を入れて冷蔵庫で一晩

→キュウリとか茄子とかまるっと入れて、半日〜一晩つける。

一日1回まぜて、3〜4か月もつらしい。パン床が減ってきたらパンを足したり塩を足したりする。

高級パンである必要はないけど日本のパンは添加物多めなのでパン屋で8枚切り200円台のを買ってきた。麦とか黒パンぽいもののほうがなんとなく好きなので茶色っぽいのを買った。

余談だけれども日本で売っている、ビニール袋で密閉されたパンの多くが「かんたんには」くさらなくて、それはとてもおかしなことだとおもう。


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coloro at 00:06│料理 
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